大学/医学部受験 合格体験記
京都大学医学部に合格しました
愛知県刈谷市のMさんとお父様より
京都大学医学部に見事合格されました、Mさんとお父様にインタビューさせていただきました。
合格までの道のりについてや喜びの声など、ぜひお聞きください。
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学参:Mさん 京都大学医学部合格、本当におめでとうございます。
Mさん:ありがとうございます。
学参:まずは率直な感想をお聞きしたいです。本番当日は「手ごたえ」みたいなものは感じましたか?
Mさん:本番も緊張したんですけど、普段ちゃんと勉強してきたんで、実力を発揮できて努力が実って良かったかなと思っています。手ごたえは感じましたね。結構できたっていう。
学参: 合格を聞いた瞬間は、どんな感じでしたか?
Mさん:やっぱり、万が一落ちていたらまずいなというか、心配だったのでほっとして「やった!」という感じになりました。
学参:合格を報告したときにお父様はどんな感じでしたか?
お父様:「よしっ」て言ったぐらいだよな。
Mさん:うん。
お父様:僕が受かったわけじゃなくて、本人ですから。まあ、がんばった分は報われてよかったなというのが第一の考えですね。
学参:当日に手ごたえがあったって言えるのは、本当に努力してきたからだと思います。本当におめでとうございます。
Mさん:ありがとうございます。
■医学部を目標にした時期は高校入学前
学参:いつから「医学部に行こう」と思っていましたか?
Mさん:医学部を受験すること自体は、高校入学前にもう決めていました。けど、京都大学にするって決めたのは、高3の夏休みになったオープンとか実践とかの模試が返ってきて手ごたえを感じてから具体的になりました。
学参:最初は、名古屋大学の医学部を目標にしてたましたよね。ところが、夏の模試でぐっと成績が伸びて、もっと上を目指そうと思ったんですね。
Mさん:名大(名古屋大学)オープン模試がだいぶ結果が良かった。現役の中だと1位だったんです。
学参:すごい!そして、もっと上を目指そうと…。
Mさん:はい。「いけるかな」っていう手ごたえがありました。
■京大医学部を目指した理由
学参:京大を目指そうと思ったのは、京大で何かやりたいことがあるとか?
Mさん:研究員になろうかなっていうのはありました。再生医療と免疫学に興味があったので。その最先端を行っている京大を目指せるんであれば目指したいなという気持ちがありました。
学参:いちばん最初に最先端医療に興味を持って、結果的に目指していたところに到達したということですね。
Mさん:そうですね。
■高校時代の成績は…?
学参:高2の終わりあたりに、MさんはA高校でトップだったと聞いています。
Mさん:そのあたりまでに(学校では)トップになったんですけど、オープン模試とか実践模試とか、レベルの高い模試は自信なかったですね。
学参:医学部を目指そうと思ったのは中学校のときからですよね。
Mさん:小学校のときから医者になりたいっていうのはあって、中学生のときも医者になれればなりたいと。高校1年生から特に力を入れてやり始めました。
学参:入学したときからトップだったんですか?
Mさん:いや、たぶん高校受験時は中の中だと思います。春休み、入試が終わって気を抜いちゃう人もいると思ったので、ここで差をつけていけば自信とかつながると思って、がーっとやって最初の中間テストで24位になって。
学参:そこから上がっていったという感じですね。きちんと毎回目標を持って少しずつ達成していったんですね。
■学参との出会い
学参:Mさんは中学校から学参をやっていただいていますよね。塾ではなく学参で勉強しようと選んでいただけたのは、どんな理由からですか?
Mさん:姉が家庭教師に勉強を教わっていて、自分も教わってみたいなと思いました。
お父様:長女が公立中学校でだいたい100~150番くらいでそれほど良くなかったんですけど、1年指導していただいて2ケタ中盤ぐらいの成績にしてもらって、B高校に合格させてもらえて。うちで勉強する、個別に指導していただくというのは実感としていいやり方だなと。彼自身もやろうと言ってくれましたので。
学参:安藤先生、坂東先生、森先生など担当の先生になにか思い出とかありますか?
Mさん:安藤先生に関しては結構厳しい、怖い感覚(笑) けれど、教わってて自分は性に合うタイプ。一番思い出に残っているのは、宿題を忘れてってめちゃ怒られたっていう (笑) 。でも教わって実力が伸びている感じはあったんで、先生のおかげで中学の間もいい成績でした。それは先生のおかげ。でも、しょっちゅう遊んでたんで。
学参:「遊んでた」って、イメージがなかなかわかないですよ。
お父様:遊んでたな。
Mさん:ゲームにハマっちゃうタイプなんで。
お父様:ゲーム機没収したりいろいろやってましたよ。
学参:普通のご家庭と一緒ですね(笑)
Mさん:森先生には中学から教わっていて、特に思い出に残っているのは、高校1年生。数学が中学と高校でだいぶ違うので、早く形式に慣れたりとか予習したりとか頭に入れなくてはならないことが多くなったんですが、すごくわかりやすく教えていただいて。そのおかげで数学がだいぶ得意になったっていうのはありますね。他の子たちよりも先にやっていてできるっていう意識があればまた勉強がはかどります。
学参:それで中間テストで点数を上げて…、そのあと1位までいったんですよね。どうして、そんなに順調にいけたんでしょう?
Mさん:最初のスタートダッシュが結構大切で、軌道に乗せてもらえたっていうのが大きかったなと思います。
学参:ずっとトップでいるのも大変ですけど、順調に上がっていくっていうのも本当に本人の努力が一番です。
Mさん:でも上がっていくのに関しては、ただやるだけなんで。
学参:かっこいいー!
お父様:高校入試前、緊張感のある勉強をして。合格して高校に入るとまあ、ほっとしてるところもあるんですけど、それまでのペースをそのまま維持して高1高2とやっていけたのが良かったんじゃないかなとは思います。
■高3の夏の志望校変更でも心配はなかった
学参:高3の夏、志望校を変更して京大を目指すことになったわけですけども、高3の夏って志望校を変えるのもギリギリぐらいじゃないですか。Mさんに言われたときどういう思いでした?
お父様:まず、中学校、高校入試ぐらいの時で言うと、どこかの医学部で入ってくれたらいいな、くらいだったと思います。で、A高校の中でだんだん順位が上がってきて、国公立行けるかな?と思っていたら、高2の後半でたぶん名大に届くところまで行って。まあ僕としては地元のいちばんの大学なんで、名大行ってもらったらそれ以上望むところはないんですけど。ただ、自分で歩んでいく人生ですからね、志望校も大学も自分の納得のいく、自分がいちばんいいと思うところへ進学してくれればと思いました。そこから上の話は彼自身の判断で任せてました。
入試問題が、東大はたくさんの問題を短時間でどんどんこなすような形式で、京大のほうはたぶんじっくり考えさせるような形式だと思って、彼には京大のパターンの方が合っているのかなというふうには思いました。で、東大模試、京大模試それぞれ受けてみて、手ごたえを彼自身で感じながら選んでいって。感じはまあ、どっち行ってもおんなじぐらいの感じだったよね?
Mさん:まあまあ。
学参:すばらしいですね。
■苦手を意識しないで得意を伸ばす
学参:逆に苦手な教科とか、苦手なことはないんですか?
Mさん:世界史がそんなに好きでは…、あの、苦手ではあり…苦手ではありましたね。
得意な科目は、理数系は得意なんですけど。英語と国語は、苦手ではないですけど、他の人より断トツにできるっていうような意識は自分になくて。そのあたりは、苦手といえば苦手だったのかも。他の人とおなじくらい点数をとって、得意科目で差をつければいいと思っていたので、特別苦手だとはあまり意識しませんでした。
学参:さらに自信が感じられたきっかけとか、得点がぐーんと伸びたとかありますか?
Mさん:まず高1のときの話で言うと、学参の先生から数学をかなり丁寧に教わって、他の人がつまずくようなところでも自分はつまずかずに進めていけました。断トツにできるようになったのが数学だったので、そこで伸びを感じましたね。
もう一つは、数学で言うと夏休みの名大模試で偏差値が3桁に、102になったんです。そういうのを見て、最初の難しいテストだったんでここでだいぶ自信がつきました。
学参:102って!びっくりしますね。お父様は偏差値102という結果を見たときどう思われましたか?
お父様:まぁ、こんな数字があるんだなと思いましたね(笑)
Mさん:(笑)
■学参の講師の指導について
学参:高3からは医学部に向けて対策をたくさんしてきたそうですね。3年生からだと、国語が緑川先生、数学が宮沢先生、英語が鈴木先生。それぞれの先生でためになったなあということなど教えていただきたいんですけども。
Mさん:はい。まず、国語の緑川先生については、最初とりあえずセンター試験にむけた練習をしていて、わからないところも上手に教えていただいて着実に実力が伸びてるなという実感がありました。その後京大の国語の記述対策とかもちゃんと添削してくれて、国語で足を引っ張られるという不安はなくなりました。
数学の宮沢先生については、僕は結構数学が得意だったんですけど、自分が疑問に思ったりとか、そういうところを高校の範囲から少しは外れていたところでもしっかりと教えてくださって、数学がいっそう得意になるっていうことにつながりましたね。 英語の鈴木先生は基本的に長文読解について詳しく重点的に教わっていたんですけど、長文読解にかかわるいろいろな知識を中心に詳しく教えていただいて、内容が高いようなものでもすらすら読めるようになって自信がつきましたね。
学参:お父様としては、頑張っている様子をずっと見守られている気持ちはどうでしたか?
お父様:僕はもう、ご指導いただいてる先生に信頼してお任せするようなかたちですね。中学校のときの安藤先生、ほんとによく指導いただいて。
そのあと、お二人の先生が指導してくださって、ほんとに高校の時の伸びは、そのおかげかなと。もう、ずっと指導していただいてよかったんですけれども、引退されるということで、代わりの先生をご紹介いただいたんですが、指導の仕方も中身もだいぶ違う感じを受けました。部屋の外から聞いてて、声もバンバン聞こえてくるし(笑)
一同:(笑)
お父様:すごい指導だなーと思って、本人に「大丈夫?」って聞いたら、本人は手ごたえをすごく感じてまして。その前に指導していただいてるお二人の先生、もちろん、とてもよかったんですけど、いろんな形で、違う指導の仕方で導いてくださるやり方があっていいのではないかと。今まで指導してもらえてなかった科目も教えてもらって、きちっと固めていきたいな、と思いました。高3の夏くらいから強化する形でお願いをして、ほんとにいい先生方で(笑)。ご紹介いただいて、それがみんなうまく噛み合ったんじゃないかなと思いますね。僕はもう大学出たのは30年も前なんで、何にも指導できないんですけど(笑)。マネジメントをする立場として、本人がどんどん上がっていくのを横で見てるだけなんですけれども。上昇カーブがずっと続いて名大超えちゃって。
学参:この6年、学参で勉強してみて、よかったのはどんなところですか。
お父様:先生方がほんとにいい先生でした。実は長女だけじゃなくて、次男もご指導いただいたんです。勉強嫌いな兄とは反対の性格なんですけど、兄に合っている先生が弟に合うわけじゃない。若い先生に来ていただいたんですけど、ものすごく粘り強く指導してもらえてよかったですねぇ。そういう適任の方をこう人選していただいたおかげなんだと思うんです。
Mさん:丁寧な個別指導と、難しい問題とかをしっかりとあの教えてくださったので、自分の実力をずっと伸ばしていくということができました。それがよかったかなと。
学参:ありがとうございます。
お父様:先生からお電話いただいたり。合格発表の前日から。先生も自分のことのように気にかけてくださって、ありがたいことだなあと思いました。
■大学入学後は勉強、遊び、アルバイト!
学参:大学に入ってからやりたいことはありますか?
Mさん:とりあえずちょっとのあいだは勉強もしますけど、遊んだりとかも。高校の間、3年生の間はだいぶ我慢してたので、やりたいかなって(笑)
学参:アルバイトで家庭教師をしてみようっていう。
Mさん:考えています。何かしらのアルバイトやろうって考えたときに、せっかく勉強でここまで来たんで、本職の人たちには当然及ばないんですけど、少しくらいだったら自分でも教えられることがあるのかも、とは思っていて。予備校とか家庭教師とかそういうのも考えていますね。
学参:ぜひ、機会があれば学参で先生をやってください。Mさんみたいな子がまた一人でも巣立ってくれるといいなと思うので。
Mさん:はい(笑)。
学参:本日はありがとうございました。すごく良いお話がたくさんきけて良かったです。
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学参:Mさん 京都大学医学部合格、本当におめでとうございます。
Mさん:ありがとうございます。
学参:まずは率直な感想をお聞きしたいです。本番当日は「手ごたえ」みたいなものは感じましたか?
Mさん:本番も緊張したんですけど、普段ちゃんと勉強してきたんで、実力を発揮できて努力が実って良かったかなと思っています。手ごたえは感じましたね。結構できたっていう。
学参: 合格を聞いた瞬間は、どんな感じでしたか?
Mさん:やっぱり、万が一落ちていたらまずいなというか、心配だったのでほっとして「やった!」という感じになりました。
学参:合格を報告したときにお父様はどんな感じでしたか?
お父様:「よしっ」て言ったぐらいだよな。
Mさん:うん。
お父様:僕が受かったわけじゃなくて、本人ですから。まあ、がんばった分は報われてよかったなというのが第一の考えですね。
学参:当日に手ごたえがあったって言えるのは、本当に努力してきたからだと思います。本当におめでとうございます。
Mさん:ありがとうございます。
■医学部を目標にした時期は高校入学前
学参:いつから「医学部に行こう」と思っていましたか?
Mさん:医学部を受験すること自体は、高校入学前にもう決めていました。けど、京都大学にするって決めたのは、高3の夏休みになったオープンとか実践とかの模試が返ってきて手ごたえを感じてから具体的になりました。
学参:最初は、名古屋大学の医学部を目標にしてたましたよね。ところが、夏の模試でぐっと成績が伸びて、もっと上を目指そうと思ったんですね。
Mさん:名大(名古屋大学)オープン模試がだいぶ結果が良かった。現役の中だと1位だったんです。
学参:すごい!そして、もっと上を目指そうと…。
Mさん:はい。「いけるかな」っていう手ごたえがありました。
■京大医学部を目指した理由
学参:京大を目指そうと思ったのは、京大で何かやりたいことがあるとか?
Mさん:研究員になろうかなっていうのはありました。再生医療と免疫学に興味があったので。その最先端を行っている京大を目指せるんであれば目指したいなという気持ちがありました。
学参:いちばん最初に最先端医療に興味を持って、結果的に目指していたところに到達したということですね。
Mさん:そうですね。
■高校時代の成績は…?
学参:高2の終わりあたりに、MさんはA高校でトップだったと聞いています。
Mさん:そのあたりまでに(学校では)トップになったんですけど、オープン模試とか実践模試とか、レベルの高い模試は自信なかったですね。
学参:医学部を目指そうと思ったのは中学校のときからですよね。
Mさん:小学校のときから医者になりたいっていうのはあって、中学生のときも医者になれればなりたいと。高校1年生から特に力を入れてやり始めました。
学参:入学したときからトップだったんですか?
Mさん:いや、たぶん高校受験時は中の中だと思います。春休み、入試が終わって気を抜いちゃう人もいると思ったので、ここで差をつけていけば自信とかつながると思って、がーっとやって最初の中間テストで24位になって。
学参:そこから上がっていったという感じですね。きちんと毎回目標を持って少しずつ達成していったんですね。
■学参との出会い
学参:Mさんは中学校から学参をやっていただいていますよね。塾ではなく学参で勉強しようと選んでいただけたのは、どんな理由からですか?
Mさん:姉が家庭教師に勉強を教わっていて、自分も教わってみたいなと思いました。
お父様:長女が公立中学校でだいたい100~150番くらいでそれほど良くなかったんですけど、1年指導していただいて2ケタ中盤ぐらいの成績にしてもらって、B高校に合格させてもらえて。うちで勉強する、個別に指導していただくというのは実感としていいやり方だなと。彼自身もやろうと言ってくれましたので。
学参:安藤先生、坂東先生、森先生など担当の先生になにか思い出とかありますか?
Mさん:安藤先生に関しては結構厳しい、怖い感覚(笑) けれど、教わってて自分は性に合うタイプ。一番思い出に残っているのは、宿題を忘れてってめちゃ怒られたっていう (笑) 。でも教わって実力が伸びている感じはあったんで、先生のおかげで中学の間もいい成績でした。それは先生のおかげ。でも、しょっちゅう遊んでたんで。
学参:「遊んでた」って、イメージがなかなかわかないですよ。
お父様:遊んでたな。
Mさん:ゲームにハマっちゃうタイプなんで。
お父様:ゲーム機没収したりいろいろやってましたよ。
学参:普通のご家庭と一緒ですね(笑)
Mさん:森先生には中学から教わっていて、特に思い出に残っているのは、高校1年生。数学が中学と高校でだいぶ違うので、早く形式に慣れたりとか予習したりとか頭に入れなくてはならないことが多くなったんですが、すごくわかりやすく教えていただいて。そのおかげで数学がだいぶ得意になったっていうのはありますね。他の子たちよりも先にやっていてできるっていう意識があればまた勉強がはかどります。
学参:それで中間テストで点数を上げて…、そのあと1位までいったんですよね。どうして、そんなに順調にいけたんでしょう?
Mさん:最初のスタートダッシュが結構大切で、軌道に乗せてもらえたっていうのが大きかったなと思います。
学参:ずっとトップでいるのも大変ですけど、順調に上がっていくっていうのも本当に本人の努力が一番です。
Mさん:でも上がっていくのに関しては、ただやるだけなんで。
学参:かっこいいー!
お父様:高校入試前、緊張感のある勉強をして。合格して高校に入るとまあ、ほっとしてるところもあるんですけど、それまでのペースをそのまま維持して高1高2とやっていけたのが良かったんじゃないかなとは思います。
■高3の夏の志望校変更でも心配はなかった
学参:高3の夏、志望校を変更して京大を目指すことになったわけですけども、高3の夏って志望校を変えるのもギリギリぐらいじゃないですか。Mさんに言われたときどういう思いでした?
お父様:まず、中学校、高校入試ぐらいの時で言うと、どこかの医学部で入ってくれたらいいな、くらいだったと思います。で、A高校の中でだんだん順位が上がってきて、国公立行けるかな?と思っていたら、高2の後半でたぶん名大に届くところまで行って。まあ僕としては地元のいちばんの大学なんで、名大行ってもらったらそれ以上望むところはないんですけど。ただ、自分で歩んでいく人生ですからね、志望校も大学も自分の納得のいく、自分がいちばんいいと思うところへ進学してくれればと思いました。そこから上の話は彼自身の判断で任せてました。
入試問題が、東大はたくさんの問題を短時間でどんどんこなすような形式で、京大のほうはたぶんじっくり考えさせるような形式だと思って、彼には京大のパターンの方が合っているのかなというふうには思いました。で、東大模試、京大模試それぞれ受けてみて、手ごたえを彼自身で感じながら選んでいって。感じはまあ、どっち行ってもおんなじぐらいの感じだったよね?
Mさん:まあまあ。
学参:すばらしいですね。
■苦手を意識しないで得意を伸ばす
学参:逆に苦手な教科とか、苦手なことはないんですか?
Mさん:世界史がそんなに好きでは…、あの、苦手ではあり…苦手ではありましたね。
得意な科目は、理数系は得意なんですけど。英語と国語は、苦手ではないですけど、他の人より断トツにできるっていうような意識は自分になくて。そのあたりは、苦手といえば苦手だったのかも。他の人とおなじくらい点数をとって、得意科目で差をつければいいと思っていたので、特別苦手だとはあまり意識しませんでした。
学参:さらに自信が感じられたきっかけとか、得点がぐーんと伸びたとかありますか?
Mさん:まず高1のときの話で言うと、学参の先生から数学をかなり丁寧に教わって、他の人がつまずくようなところでも自分はつまずかずに進めていけました。断トツにできるようになったのが数学だったので、そこで伸びを感じましたね。
もう一つは、数学で言うと夏休みの名大模試で偏差値が3桁に、102になったんです。そういうのを見て、最初の難しいテストだったんでここでだいぶ自信がつきました。
学参:102って!びっくりしますね。お父様は偏差値102という結果を見たときどう思われましたか?
お父様:まぁ、こんな数字があるんだなと思いましたね(笑)
Mさん:(笑)
■学参の講師の指導について
学参:高3からは医学部に向けて対策をたくさんしてきたそうですね。3年生からだと、国語が緑川先生、数学が宮沢先生、英語が鈴木先生。それぞれの先生でためになったなあということなど教えていただきたいんですけども。
Mさん:はい。まず、国語の緑川先生については、最初とりあえずセンター試験にむけた練習をしていて、わからないところも上手に教えていただいて着実に実力が伸びてるなという実感がありました。その後京大の国語の記述対策とかもちゃんと添削してくれて、国語で足を引っ張られるという不安はなくなりました。
数学の宮沢先生については、僕は結構数学が得意だったんですけど、自分が疑問に思ったりとか、そういうところを高校の範囲から少しは外れていたところでもしっかりと教えてくださって、数学がいっそう得意になるっていうことにつながりましたね。 英語の鈴木先生は基本的に長文読解について詳しく重点的に教わっていたんですけど、長文読解にかかわるいろいろな知識を中心に詳しく教えていただいて、内容が高いようなものでもすらすら読めるようになって自信がつきましたね。
学参:お父様としては、頑張っている様子をずっと見守られている気持ちはどうでしたか?
お父様:僕はもう、ご指導いただいてる先生に信頼してお任せするようなかたちですね。中学校のときの安藤先生、ほんとによく指導いただいて。
そのあと、お二人の先生が指導してくださって、ほんとに高校の時の伸びは、そのおかげかなと。もう、ずっと指導していただいてよかったんですけれども、引退されるということで、代わりの先生をご紹介いただいたんですが、指導の仕方も中身もだいぶ違う感じを受けました。部屋の外から聞いてて、声もバンバン聞こえてくるし(笑)
一同:(笑)
お父様:すごい指導だなーと思って、本人に「大丈夫?」って聞いたら、本人は手ごたえをすごく感じてまして。その前に指導していただいてるお二人の先生、もちろん、とてもよかったんですけど、いろんな形で、違う指導の仕方で導いてくださるやり方があっていいのではないかと。今まで指導してもらえてなかった科目も教えてもらって、きちっと固めていきたいな、と思いました。高3の夏くらいから強化する形でお願いをして、ほんとにいい先生方で(笑)。ご紹介いただいて、それがみんなうまく噛み合ったんじゃないかなと思いますね。僕はもう大学出たのは30年も前なんで、何にも指導できないんですけど(笑)。マネジメントをする立場として、本人がどんどん上がっていくのを横で見てるだけなんですけれども。上昇カーブがずっと続いて名大超えちゃって。
学参:この6年、学参で勉強してみて、よかったのはどんなところですか。
お父様:先生方がほんとにいい先生でした。実は長女だけじゃなくて、次男もご指導いただいたんです。勉強嫌いな兄とは反対の性格なんですけど、兄に合っている先生が弟に合うわけじゃない。若い先生に来ていただいたんですけど、ものすごく粘り強く指導してもらえてよかったですねぇ。そういう適任の方をこう人選していただいたおかげなんだと思うんです。
Mさん:丁寧な個別指導と、難しい問題とかをしっかりとあの教えてくださったので、自分の実力をずっと伸ばしていくということができました。それがよかったかなと。
学参:ありがとうございます。
お父様:先生からお電話いただいたり。合格発表の前日から。先生も自分のことのように気にかけてくださって、ありがたいことだなあと思いました。
■大学入学後は勉強、遊び、アルバイト!
学参:大学に入ってからやりたいことはありますか?
Mさん:とりあえずちょっとのあいだは勉強もしますけど、遊んだりとかも。高校の間、3年生の間はだいぶ我慢してたので、やりたいかなって(笑)
学参:アルバイトで家庭教師をしてみようっていう。
Mさん:考えています。何かしらのアルバイトやろうって考えたときに、せっかく勉強でここまで来たんで、本職の人たちには当然及ばないんですけど、少しくらいだったら自分でも教えられることがあるのかも、とは思っていて。予備校とか家庭教師とかそういうのも考えていますね。
学参:ぜひ、機会があれば学参で先生をやってください。Mさんみたいな子がまた一人でも巣立ってくれるといいなと思うので。
Mさん:はい(笑)。
学参:本日はありがとうございました。すごく良いお話がたくさんきけて良かったです。