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2016
~記憶を定着させるためには~
東京都のみなさん、こんにちは!
学参の東京担当です。
今月は都内の中学校ではテストが実施される学校が
ほとんどだと思います。
早くもテスト勉強にとりかかっている中学生もいます。
そんなテスト前の中学生に、「今、何が一番困っているか?」
と聞くと、ほとんどの子が
「理科や社会のような暗記科目が覚えられない」と言います。
それはなぜでしょうか?
理由は簡単。「人間は忘れる動物」だからです。
ある有名な統計学によると、人間は覚えたことを、
20分後には約42%
1時間後には約56%
1日後には約74%
も忘れてしまうそうです。
つまり、覚えたと思っても、次の日には70%以上も
忘れてしまうということです。
なので、覚えられないのは、ある意味仕方がないとも言えますね。
では、どうすれば覚えられるか?
答えは、覚えたことを何回も繰り返し「反復学習」をすることです。
同じ統計学のデータで、3回同じところを「反復学習」した結果、
なんと覚えたことの90%は忘れずに覚えることができたそうです。
普段、生徒さんにも「反復学習」をしよう!
と声がけをしていますが、「反復学習」の効果は、
統計学的にもしっかり証明されているんですね。
学参では、この「反復学習」の習慣づけを
第一のテーマにしています。
暗記が苦手だという皆さん!
1回覚えたことを、30分後にもう一度。
さらに1時間後にもう一度。
そして翌日にもう一度復習してみて下さい。