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2017
社会、理科 記述問題はただの暗記ではない!
いつも家庭教師の学参のブログを見ていただき、ありがとうございます!
埼玉県、秩父地域担当の長谷川です。
普段は数学や英語を指導することが多いのですが、
定期テスト時期は社会や理科など、普段とは違う教科の指導をする機会も増えます。
「社会や理科は暗記教科だから自分でできるんじゃないの?」
という声も聞きますが、結論から言うと、わからない子は
どの単語を覚えればいいのかという事からわかりません。
そこまでではなくても、文章で答えさせる問題では注意が必要です。
例えば「永久凍土地帯の建物はなぜ高床式になっているのか」という問題があります。
温暖化の影響で永久凍土が溶け、建物が傾くということを習うのですが・・・
「温暖化の影響で凍土が溶け、建物が傾かないように」と答えるのは間違いです。
なぜかというと温暖化の影響で溶ける場合、高床式にしても回避できないからです。
建物を高床にして回避できる問題は「家の中からの熱で凍土が溶け、建物が傾く」こと、
なので、こちらが正答になります。
このように、因果関係が正しくないとダメ、という事なので記述問題は他者のチェックが必要になります。