埼玉県の記事

社会、理科 記述問題はただの暗記ではない!

いつも家庭教師の学参のブログを見ていただき、ありがとうございます!

埼玉県、秩父地域担当の長谷川です。

普段は数学や英語を指導することが多いのですが、

定期テスト時期社会や理科など、普段とは違う教科の指導をする機会も増えます。

「社会や理科は暗記教科だから自分でできるんじゃないの?

という声も聞きますが、結論から言うと、わからない子は

どの単語を覚えればいいのかという事からわかりません。

そこまでではなくても、文章で答えさせる問題では注意が必要です。

例えば「永久凍土地帯の建物はなぜ高床式になっているのか」という問題があります。

温暖化の影響で永久凍土が溶け、建物が傾くということを習うのですが・・・

温暖化の影響で凍土が溶け、建物が傾かないように」と答えるのは間違いです。

なぜかというと温暖化の影響で溶ける場合、高床式にしても回避できないからです。

建物を高床にして回避できる問題は「家の中からの熱で凍土が溶け、建物が傾く」こと、

なので、こちらが正答になります。

このように、因果関係が正しくないとダメ、という事なので記述問題は他者のチェックが必要になります。