面接だって読解力が必要です!
京都府にお住まいの皆様、こんにちは!
家庭教師「学参」です。
いつも「学参」のブログを見ていただき、ありがとうございます。
本日は「学参」の木津川エリアの担当が更新いたします。
さんは日本の教育でいう「読解力」と
国際的な基準でいう「読解力」の間に、
大きな違いがある事を御存知ですか?
日本の国語教育でいう「読解力」は
『文章の内容を正確に読み取る力』
という意味合いで使われていました。
国際的な生徒の学習到達度調査PISAでは、
『書かれた情報を「解釈」し「熟考」し、
「自分の意見」を論ずる事。
文章のような「連続型テキスト」だけでなく、図・グラフ・表などの
「非連続型テキスト」の解釈も含み、
その「構造・形式・表現法」も評価の対象。』
となっています。
大雑把に言うと、数学で習う単元も、
読解力の判定に含まれますし、
「理解」するだけでなく、
自分の意見をまとめて相手に伝え、
理解を得られるように交渉する事も
「読解力」なんですね。
さて、読解力をUPするためのポイントはいくつかあります。
①「誰が」「何を」「どうした」を意識させる。
まず、書かれている文章を
正しく理解できることが重要です。
主語、述語を理解し、語彙力のUPも必要です。
そこでおすすめなのが「音読」!
声に出して読むことで、
「誰が」「何を」「どうした」が意識できます。
知らない単語に気付くことができるので
語彙力のUPにもつながります。
②何を伝えたいと思っているのかを考える。
文章が理解できるようになったら、
「書いた人が何を言いたいのか?」を考えさせましょう。
大事な部分に線を引きながら読むといいですよ!
③疑ってかかる。
伝えたいことがわかったら、
「でも、これ本当?」
「こんな考えもあるんじゃない?」
理論的な根拠があるか考えてみましょう。
情報が溢れている現代では、
たくさんの情報の中から正しい事実を
見つけ出す力が必要になります!
④自分の意見をまとめる。
「でも、これ本当?」という視点を持てれば、
自分の意見も生まれます。
自分ならどう思うか?
声に出したり、文章にしたり、
自分の意見を言う練習をしましょう。
ポイントは、
「子供の意見を否定しない!」
意見を言うのが怖くなってしまいます。
少しおかしなことを言ってるなと思ったら、
「なんでそう思ったの?」
聞いてみてあげてください。
この時期、中学3年生の授業をしていると、
「もっとよく読んでーーー!!!!」
と心の中で毎日叫んでしまいます!
面接や自己推薦文など、
本当の「読解力」が必要なときは
これからいくらでもあります。
しっかり鍛えておきましょう。