英語の長文読解について
和歌山県にお住まいの皆様、こんにちは。
家庭教師 学参 和歌山エリア担当です。
いつも見ていただき、ありがとうございます。
先月、英語の長文読解は、たくさんの問題に触れ、慣れる必要があるとお話ししました。
しかし、ただ闇雲に問題を解くだけでは、いつまで経っても上達しません。
もちろん、時間をかければ、少しずつできるようにはなりますが、
受験生にとって、残りの時間は限られてますからね。
他の科目の勉強もしなければならないので、ポイントを押さえて、効率よく勉強する必要があります。
それでは、長文読解の取り組み方について、お話します。
ポイント① まずは、注釈に目を通す。
本文の下には、必ずと言っていいほど、注釈が載っています。
基本的には、学校で習っていない単語の意味が書いてありますが、
そこから本文がどんな内容について書かれているのか推測することができます。
それだけで、かなり本文内容が頭に入りやすくなります。
ただし、先入観をもちすぎると誤訳に繋がるので、
あくまでも推測するのであって、断定してはいけません。
ポイント② 問題文に目を通す。
本文を読む前にどんな問題が出題されているのか確かめます。
ただし、確認するのは、問題数の半分くらいで結構です。
それ以上は、確認しても、注目すべき点が増えすぎて、かえって混乱してしまいます。
だいたい、7問くらいで構成されているので、最初の3問くらいを目安にしてください。
ポイント③ 代名詞に注目する。
代名詞には、
【I】や【you】などの人称代名詞
【this】や【that】などの指示代名詞があります。
人称代名詞については、まず、登場人物を確認するようにしましょう。
会話分などであれば、誰が話している内容なのかを意識すればいいですね。
指示代名詞については、基本的に国語と同じで、指すものが一つ前の文章に書かれています。
また、これは人称代名詞でも同様のことがいえます。
英語の長文読解は、問われていること自体は簡単なので、
【誰が】【何を】したのかを明らかにできれば、ある程度の問題は解くことができます。
ポイント④ 最初から辞書を使わない。
個人的に、これが一番大切かなと思います。
長文読解をやってみて、分からない単語があるなんて当たり前です。
だからと言って、そのたびに辞書を引いたり、携帯で調べて、問題が解けても何の意味も無いです。
入試本番では、分からない単語があっても、自分で問題を解かなければなりませんからね。
ですから、普段からその訓練をする必要があります。
まずは、分からなくても解いてみる。
その中で、前後の文脈から分からない単語の意味を推測する力を身につけましょう。
そして、問題を解き終わって、答え合わせをしてから意味を調べるようにしてください。
もちろん、調べた単語は、しっかり覚えてくださいね。
そうすれば、語彙力も少しずつ身につきます。
単語の意味を推測する力を養って、
【分からなくてもある程度読める】を目指して、
長文読解に取り組んでくださいね。