富山県の記事

先生、歴史の用語が全く覚えられません!

今回は社会の歴史についてのアドバイスです。

社会は用語が多く、覚えるのが大変ですよね。

生徒に「歴史はどうやって勉強してる?」と聞くと、

多いのが「教科書の太字を覚える」とか「教科書の内容をノートにまとめる」というものです。

実はこの勉強方法はテストや入試では役に立たないことがおおいです。

教科書の太字は重要な語句ではありますが、

それだけを覚えたとしても前後のつながりが分からず、

いつの時代に、どうしてそうなったのか、という流れがつかめません。

そのため、起こった順に並べ替える問題や次に何が起こったかという問題に

答えることが出来ず「覚えたのに分からない!」となってしまいます。

 

歴史の勉強で重要なのは、流れをつかむこと。

誰が、どうして、どのようなことをしたのか。

前後関係も一緒に覚えましょう。

中学生であれば、年号をすべて覚えなくても、

前後にできた物事を覚えておくだけで答えられる問題が格段に増えます!

 

また、勉強をする際は、資料集もぜひ活用してみてください。

その時代の有名な絵や神社仏閣など、資料が提示されて、

その名前を答える、関連問題を答えるなど、

資料を使う問題は入試でも高確率で出題されます。

語句と一緒に該当する資料も一緒に覚えましょう。

 

歴史だけに関わらず暗記科目に共通して重要なのは関連付けて覚えることです。

歴史は図や絵、他の出来事と関連させながら覚えていきましょう。

しかし、暗記科目は1日2日では完全に覚えきることはできません。

期末テストまで1ヶ月以上ある今から少しずつ暗記していきましょう。

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