高1クライシス(危機)に注意!
「高1クライシス(危機)」という言葉、
保護者の方や生徒さんは耳にしたことはあるでしょうか?
「高1クライシス(危機)」とは、生徒さんが高校に進学してから、
勉強や生活面での様々な環境変化に上手く適応できず、
不登校や退学してしまうことがあるという現象を指します。
特に入学直後の高校1年生に上記の現象が集中していることから、「高1クライシス」と呼ばれています。
原因としては様々ですが大きく分けると、
①学区が広くなり、生活圏内・人間関係が変わることへのストレス
②周りと自分の学力レベルが近く、簡単には上位が取れない/成績が下がりやすい
の2つが挙げられます。
①に関しては、徒歩や自転車で比較的短時間で通えた小中学校時代と違い、
高校では自転車通学でも時間が延びたり、また電車やバスを使って通学をし始める子が増えます。
授業や部活動等も今までより長くなり、帰る時間も遅くなることから、
慣れるまでは通学が負担に感じる生徒さんも多くいらっしゃることでしょう。
人間関係においては小学校→中学校では元々友達、顔見知りの生徒さんが多かったり、
部活や習い事などでの繋がりで、そこまで友人作りに苦労しなかったかもしれません。
一方高校では、周りに知っている人が少ない中で、新たな友達を作っていく必要があり、
「友達出来るかな・・・。」
と、不安な気持ちの生徒さんも多いのではないでしょうか?
②周りと自分の学力レベルが近く、簡単には上位が取れない/成績が下がりやすい
①は入学後学校生活に慣れていけば心配ありませんが、
この②に関しては卒業までずっと気をつけなければなりません!
高校は中学までとは違い、元々自分と学力レベルが近い生徒さんが集まっています。
そのため、「中学では上位だったのに、高校に入るとなぜか下位になってしまった!」
と驚く保護者の方もいらっしゃいます。
高校は進度も速く、学習量も多いため、
「ついていけなくなったら塾に行けばいいや。」
「受験生になってから頑張る。」
という考えでは、後で大変な思いをしてしまうかもしれません。
そうならないためにも、
高校に向けて勉強面ではしっかり準備をしていきたいですよね。
ちなみに学参では、新高1の生徒さんも多く指導させていただいております!
中学の復習、高校の課題の解説、高校の予習など、
生徒さん一人一人に合わせた指導が可能です。
高校生活を安心して送れるよう、勉強面でぜひお手伝いさせてください!