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2016
この春におすすめの本!
東京の桜も、満開となり、 大学新入生と思われる子達がおしゃべりして歩く姿がほほえましい 季節となりましたね。
努力が報われ、希望の進路に行けた人もいれば、
「 もう一年頑張ります!」と決意した人もいるでしょう。
このような季節にご紹介したい小説があります。
さくら、さくら、桜・・・
その名前も 「山内桜良さくら」 が主人公の
『君の膵臓が食べたい』 (双葉社・住野よる)
偶然、「僕」は病院のなかで一冊の文庫本を拾い、手にすると、
タイトルは「共病文庫」。
それは、 クラスメイトだった山内桜良が綴っていたヒミツの日記・・・。
彼女はすい臓の難病を患っていて、残りわずかな命なのでした。
ありがちな設定かもしれませんが、この本、友達や 大切な人が病になったら、どうするか、 色々と相手を気遣うことを考えさせられます。
新学期、たくさんの新たな出会いが待ち受けていると思いますが、
人や物を大切にする気持ちを再確認していきたいですね。
タイトルが強烈ですが、あたたかいお話しです。
是非、読んでみてください!