過去問の解き方
栃木県のみなさま、こんにちは。
家庭教師学参です!
栃木県立高校入試まであと7日。
さて、今日で2月も終わり明日からいよいよ3月ですね。
今年度の締めくくりとなる月なので元気よく過ごしていきましょう!!
そして、栃木県県立高校一般入試まで1週間となりました。
受験生の皆さんは徐々に緊張感も増してきているのではないでしょうか。
そこで、今日は受験勉強としての「過去問」について書いてみたいと思います。
この時期になると、多くの受験生が過去問(過去に出題された問題)を解いている姿を目にします。
過去問を解く事はとても良い勉強になりますが、では過去問『ばかり』解いていれば良いでしょうか??
そもそも過去問を解く意味とは、「出題の傾向と難易度を把握する」ためです。
極端な話をしてしまうと、過去問で100点を取ったからといって本番で100点を取れる保証はありません。
何故ならば、過去問と全く同じ問題が出題される可能性は低いからです。
過去問を解く際に気にして欲しいポイントは2つあります。
①どんな問題で出ていて、どのぐらいの難易度なのか。
②時間を計って問題を解いてみて終わるのかどうか。
①について、例えば数学の過去問を解く場合、大問1ではどんな計算問題が出されているのか(平方根は出ているか、分数の問題はあるのか、方程式はどのくらいの難易度なのか)や、大問2の作図はどのようなものが出ているのかなどをチェックしてください。
同じように、英語でも社会でも、各教科ごとに出題される問題の傾向を把握しましょう。
②について、試験時間(50分)内に問題が終わるのかどうか確認してください。
仮に全問正解したとしても、60分かかっていては意味がありません。
50分内に全問解き終わるのか、もし解き終わらなければどの問題を取捨選択するのか、もしくはスピードアップのためにはどうすればいいのか考えましょう。
そして、過去問を解き終わったら必ず間違えた問題の解きなおしと、その範囲の復習をしてください。
過去問の傾向を把握し、その中で自分の弱点を見つける。
これが過去問を解く一番の意味と言っても過言ではありません。
過去問はとても良い勉強です。
本番前には必ず解いて欲しい問題ではありますが、同じ過去問を5回も6回も解くことがないよう注意しましょう。