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中高生の読解力がピンチ...!

いつも家庭教師 学参のブログをご覧になっていただきありがとうございます。

戸田市担当の鈴木です。

国語

先日、「主語と述語といった文章の構造を正しく理解できていない中高生が多くいると見られる」という調査結果が出たそうです。

中高生を中心に約2万5千人にテストしたこの調査で、似た意味の文章を比較する問題では、教科書の一部を引用して、

中2

①幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。

中3

②1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

この二つの文が同じ意味であるかを問う問題です。

北辰

この問題に対して「同じ」という誤等をした中学生は43%、高校生でも28%の生徒が間違えたそうです。

中1

この場合、①は幕府が大名に命令し、②は大名が幕府に命令しているので意味は違いますよね。

正しく文章を理解できないと、テストの点数だけでなく普段の生活にも支障が出てきます。

それぞれが何を指しているのか、主語・述語の関係をしっかりと読み解けるようにしましょう!