埼玉県の記事

何が答えか?

家庭教師学参のブログをご覧いただきありがとうございます。

今日はテストが終わった、という方から聞かれるなかで、気になった

お話しをしたいと思います。

テストの解答用紙を見せてくれた際に

「これで間違いってひどくないですか?」という声を本当によく聞きます。

模範解答と比べてみると、

「確かにこれは厳しいな・・」というものもあれば、明らかに間違え

ているものもあり、「これはきわどい!」というものも入り乱れます。

ただ、大事なのは「出題者が何を求めているのか?」を正しく理解

してそれに対して正しく答える事です。

出題者と違う視点から見れば正解と取れなくもない回答は、その

問題においては正解ではなく、「言っても始まらない」事なのです。

もちろん、入試問題に異議を唱えた所で点数は上がりません。

また、ここで出題者に対して不満を持ち、自分の正当性を主張した

ところで何も得られる事はないですよね。

大事な事は、

「次に似た内容の問題に出会った時に答えられるようにする事」

ですよね。

今後の人生においても「言っても始まらない」事には数多くぶつかるでしょう。

その時に、「そこに留まって不満を持ち続ける」のではなく、「少しでも早く

そこで何をすべきか」を考えて動く事のできる思考能力を勉強とともに

育んでいけたらと思う今日この頃でした。