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2016
何が答えか?
家庭教師学参のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はテストが終わった、という方から聞かれるなかで、気になった
お話しをしたいと思います。
テストの解答用紙を見せてくれた際に
「これで間違いってひどくないですか?」という声を本当によく聞きます。
模範解答と比べてみると、
「確かにこれは厳しいな・・」というものもあれば、明らかに間違え
ているものもあり、「これはきわどい!」というものも入り乱れます。
ただ、大事なのは「出題者が何を求めているのか?」を正しく理解
してそれに対して正しく答える事です。
出題者と違う視点から見れば正解と取れなくもない回答は、その
問題においては正解ではなく、「言っても始まらない」事なのです。
もちろん、入試問題に異議を唱えた所で点数は上がりません。
また、ここで出題者に対して不満を持ち、自分の正当性を主張した
ところで何も得られる事はないですよね。
大事な事は、
「次に似た内容の問題に出会った時に答えられるようにする事」
ですよね。
今後の人生においても「言っても始まらない」事には数多くぶつかるでしょう。
その時に、「そこに留まって不満を持ち続ける」のではなく、「少しでも早く
そこで何をすべきか」を考えて動く事のできる思考能力を勉強とともに
育んでいけたらと思う今日この頃でした。