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2016
勉強と将来の夢について
埼玉県の皆様こんにちは。
家庭教師学参のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、最近生徒と話していた時に「はっ!」とさせられた事に
ついてお話しますね。
勉強を終えて、ふと「勉強して何か将来使うんですか?」と質問されました。
「直接今やっている勉強を使う機会は少ないけど、将来の為かな?」
そこで「〇〇君は将来の夢はあるの?」と聞いてみたところ・・・
「何でもいいです。お金が稼げれば」と答えたのです。
「ちなみに、お金を稼げる仕事ってどんな仕事か知ってる?」と聞くと
「社長になればいいんでしょ?」と返ってきました。
「じゃあ、高校はどこに行きたいの?」と聞くと、
「行ければどこでもいいです。」と返ってきました。
私が感じたのは、彼は考えていないのではなく、
「考えたり、選択する為の知識も経験も極端に足りないだけなんだ」
という事です。
その後、いくつかの選択肢を提示していったところ、彼は少しずつ
具体的な返答をするようになりました。
子ども達が漠然とした意見しか持たない時は、周りの大人が選択する
に十分な情報を提供し、「それを本人に選んでもらう」機会を設けなくては
いけないな、と思いました。
そこには、自身が経験した事や感じた事を交えて話すのもいいでしょう。
そして、選択の結果が成功だけでなく失敗する事も話しておきたいものです。
人生は選択の連続です、結果がどうであれ、自分が納得の出来る選択を
する手助けになれたら・・・、強く感じたひと時でした。