佐賀県の記事

学年末テスト直前にやってほしいのはアウトプットです。

佐賀県の皆さん、こんにちは。


学年末テストまで早い学校でのこり3日となりました。

学校から出された課題はもう終了しているでしょうか。

学年末直前ということで勉強のアドバイスです。


「結構な時間をかけて暗記したのに、本番でなかなか出てこないっ!」

という経験はないでしょうか。


一般的に「勉強」というと「インプット(覚える)」というイメージがあるかと思います。

ですが実はこの「インプット(覚える)」だけでは成績が伸びません。

「インプット(覚える)」したものは「アウトプット(使う)」して初めて身に付きます。


インプット<アウトプット が理想的な勉強方法といえます。

なぜそのようなことがいえるかと言うと...。

学校の先生が一番分かりやすい例ですね。

学校の先生に質問するとスラスラと答えが出たり、解き方を教えてくれたりします。

答えや解き方がすぐに出てくる理由が「アウトプット(使う)」です。

毎年毎年同じ内容を繰り返し繰り返し教えていますし、

質問があればその都度繰り返し繰り返し教えていきます。

変な言い方をすれば「忘れようにも忘れられない」状態になっているからです。

生徒の立場で分かりやすいのは九九ですね。

小学2年生で覚えるのに苦労したと思います。

しかし、かけ算の筆算、割り算、面積、体積、小数・分数などでもかけ算は必ず使います。

繰り返し何度も何度も使うことで「忘れようにも忘れられない」状況になっているので忘れません。

つまりインプットした(覚えた)後に繰り返しアウトプット(使って)いるから忘れないんです。

テストの時に覚えた用語、単語、漢字などが出てこないのはアウトプットが足りていないのが原因です。

英単語を覚えた後に長文を読んで実際に使えるかどうか確認したり、

理科・社会の用語を覚えたら問題を解いて覚えた言葉が出てくるか確認したりして

忘れていないかどうかの確認が必要になります。

問題を解く時以外には友達相手に問題を出してみたり、

覚えてすぐに分からない子に教えみたりしても効果はあります。


やったことと思い出し、伝えるということで忘れなくなるんですね。

課題を終えたはずの今だからこそインプットしたことをアウトプットして

覚えたことがちゃんと使えるかどうか確認していきましょう。