塾で成績が上がる子、上がりにくい子
いつもお世話になっております。家庭教師学参大阪担当:林です。
皆様は学習関係の習い事をし始めようと考えたときに、家庭教師と塾と、まずはどちらを考えますか?
とりあえずは塾に、とお考えになる方が多いかと思います。ただその分「塾に行っても全然成績が上がらない」という状況も多いですよね。今回は私自身が塾の教室長をやっていた頃に感じていた、塾で成績が上がりやすい子、上がりにくい子、のタイプについてお話させていただきます。何か参考にしていただけると嬉しいです。
塾はカリキュラムに沿って、繰り返しの勉強をしてくれるところ。
もちろん塾によって細かい指導方針などは違いますが、塾のテキストを使用して、学校で習った授業の予習や復習の範囲を演習によって反復させる。それによって点数アップをさせるというところはほとんどの塾で共通しています。
塾でも成績があがりやすい子は?
学校の授業にある程度ついていっている子、提出物はある程度出せている子、その上で勉強量が足りていない子は成績が上がりやすいです。足りていない勉強量の部分を、塾の授業や宿題などの問題演習で補うことができるからです。勉強量を補うことで、反復のサイクルが生まれ、勉強のリズム作りができてくる。
簡単に言うと、勉強の土台作りがすでにある程度できている子は塾でも成績が上がりやすいと言えます。
塾では成績があがりにくい子は?
よって、学校の授業がまったく理解できていない、そもそも学校の提出物や課題がだせていない、そういった子達はなかなか上がりにくいです。なぜならば、今やっていることを消化できていないのに新しいことをやるわけですから。なかなか反復のサイクルも定着しません。そもそも学校から出されていることをしっかりと消化していない状態で、新しくテキストを使って勉強量だけ追ってもなかなか頭にはいりませんよね。
簡単に言うと、勉強の土台作りができていない子は塾では成績が上がりにくい可能性が高いです。親御さんから「塾でいっぱい講習会に行ってるのに成績があがらないんですよ~。」とうちの家庭教師に切り替えのご相談を頂くのはこのパターンが多いです。
今のお子様の状況を見きわめる
大切なのは、成績が下がったからとりあえず何かさせようか~でスパッと決めてしまう前に、お子様が勉強についてなぜ困っているのか、を把握してあげることなのかもしれません。もしも困っている状況が、学校の授業自体が分からない、提出物がうまく出せない、勉強の仕方がわからない、といった状況でしたらまずは家庭教師にご相談いただくことをおすすめします。
お困りなことがありましたら、 私に気軽にご相談ください。お力になれると嬉しいです。
家庭教師学参
大阪担当:林