京都府の記事

内申点の評価ポイント

京都府にお住まいの皆様、こんにちは!
家庭教師「学参」です。
いつも「学参」のブログを見ていただき、ありがとうございます。
本日は「学参」の福知山エリアの担当が更新いたします。

 

 

 

指定校推薦枠を利用して進学することや

高校受験で内申点も評価されるため

内申点を甘くみてはいけません。

今回は内申点についてお伝えします。

 

 

まずは相対評価と絶対評価について。 

   

◆ポイント

相対評価...個人が集団においてどの位置づけの成績か(クラスの中で上位数%が 5 など)

絶対評価...個人がどのような成績だったか(評価に人数は関係ない)

という違いがあります。

 

次に評価される点です。 ※学習指導要領による変更あります。

「関心・意欲・態度」

「知識・理解・技能」は全ての科目で評価されます。それは主に提出物。

 

 

では教科別に詳しく見ていきましょう。

国語

「話す・聞く」

場合に応じて人の話を聞き自分の考えを伝える力。

「書く」

相手・目的・意図などに応じ自分の考えを、筋道を立て書く。

「読む」

様々な文章を読み親しむこと。自分の考えを持つ力を養う。

「知識・理解・技能」

文法など言葉に関する能力と漢字の理解。字を正しく丁寧に書く。

 

社会

「思考・判断・表現」

ワーク・ノート・テストなど記述するものを通し

考える力・物事の関連性を分析する能力を見る。

「資料活用」

資料から情報を読み取り選択し

図や表にまとめること。

「知識・理解」

学習を通し、その単元で求められる知識や内容をよく理解すること。

 

数学

「数的意見・考え」

ノートやワークを通し、数的な考え方と答えを導く過程を見る。

記述や発言等を通し理解度を測る。

「数的技能」

数量・図形を通して表現・処理する能力。

作図、表・グラフから式を導く力。

「知識・理解」

基礎知識(原理や法則)を理解しているか、

テストやノートにより判断される。

結果だけでなく過程も評価対象となる。

 

理科

「科学的思考や表現」

思考し表現することが評価される。

観察や実験を通して結果分析し

化学的概念で考え言葉で表現する。

「観察・実験」

観察や実験の基本操作を元に

実施・記録・整理・資料やデータの活用が

身についているかをみる。

記述テストだけでなく

実験の記録の仕方などによる評価もある。

「知識・理解」

基本的な原理・法則を理解していること。

発言・記述・テストなどで評価される。

 

外国語

「関心・意欲・態度」

コミュニケーションを続けようとする態度を評価し

挙手・発言等の行動を評価するものではない。

「表現の能力」

自分の考え・気持ち・事実を正確に

かつ適切に相手に伝えるか評価する。

アクセント・イントネーション・文法など

知識を正しく活用すること。

「理解の能力」

ヒアリング・リーディングを通して相手の考えを理解すること。

文法などの知識が正確か、

場面に応じて理解ができるか、

また自身の意見や客観的な考え方が出来るかを見る。

「言語・文化の理解・知識」

語彙・音声言語・文法など他言語の構成の知識や、

コミュニケーションをする際に必要な文化的背景の理解。

  

 

というようなものになっています。

ルールに則って評価をうけるということは

上記のようなことを意識していれば

成績は上がりやすくなります。

 

 

参考になれば幸いです。