京都府の記事

南轅北轍

京都府にお住まいの皆様、こんにちは!
家庭教師「学参」です。
いつも「学参」のブログを見ていただき、ありがとうございます。
本日は「学参」の下京区エリアの担当が更新いたします。


中国の故事で、「南轅北轍」という言葉をご存知でしょうか?
「なんえんほくてつ」と読みます。


昔、ある男が魏の国から楚の国へ行こうとしていました。
魏の国から見て、楚の国は南に有るのですが、その男は
馬車を北へと走らせていました。


途中、通りがかり人から「どこへ行くのか?」と聞かれた男は、
「楚の国だ。」と答えました。
通行人は、「楚の国は南だ。方向が逆だよ。」と教えましたが、
「大丈夫。私の馬は国で一番速い馬なんだ。」と誇らしげに答えます。


「速ければ速いほど、楚の国から離れるじゃないか。」と忠告したものの、
「お金もたっぷり有る。心配するな。」と話を聞こうとしません。


「どんなにお金が有っても、楚の国にはたどり着かないぞ。方向が逆なんだ。」
通行人が重ねて忠告すると、男は不機嫌な顔になって、
「うるさいなあ。私の御者の腕前は天下一だ。」と叫び、
北へと走り去りました。


これってテスト勉強にも当てはまりませんか?


遅くまで勉強を頑張ったのに、結果が出ない。

高い参考書を買ったのに点数が下がった。

応用問題ばかり解いたのに、簡単な問題でミスをした。


こんな方は、テスト勉強の方向(仕方)をもう一度確認してみましょう。


テストの範囲表をしっかり読みましたか?

範囲表には「用語は、漢字で書けるようにしておきましょう。」
と書かれていたのに、書いて覚えていない方がいました。


好き科目だけ勉強していませんでしたか?

「社会はわからんから勉強しない。」という方がいました。
結果、簡単な基本問題も落としてしまいました。


範囲の広い定期テストは、やみくもに勉強するだけでは、
中々点数につながりません。


次のテストに向けて、何をどう勉強すれば良いのか?
学参はあなたに合った勉強方法を、一緒に見つけます。