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「速さ」の考え方

神奈川県にお住まいの皆様、こんにちは。

家庭教師「学参」のブログをご覧頂き、ありがとうございます。



さっそくですが問題です。

以下に式が3つあります。

1つだけ誤っているものがあるので、それを見つけてください、というものです。



①「道のり」+「道のり」=「道のり」

②「速さ」+」「速さ」=「速さ」

③「時間」+「時間」=「時間」



この中で、1つだけおかしい式があります。

実際に考えて見ましょう。



まず、この手の問題で多いミスは、「合ってるものを選んでしまった」というものですね。

問題文を読まずに、先入観だけで問題を解いてしまうと、こういったミスに陥ってしまいます。

以下、1つ1つ見ていきましょう。



①道のり

3kmと5kmを足すと8km

3km歩いて、さらに5km歩けば、合計は8kmになりますね。

というわけで、正しいです。



②速さ

時速80kmと時速5kmを足すと時速85km

時速80kmの電車の中で、時速5kmで歩いた場合、合計は時速85km。

これはどうでしょうか。

電車の中で歩いたところで、電車の速さも、人の歩く早さも変わりませんよね。

というわけで、これが間違いです。



③時間

2時間と3時間を足すと5時間

2時間歩いて、さらに3時間歩くと、合計で5時間。

これは正しいですね。



この考え方は、連立方程式の利用でそのまま使えるので、覚えておいてくださいね。