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作文で間違えやすいこと

神奈川県にお住まいの皆様、こんにちは。

家庭教師「学参」のブログをご覧頂き、ありがとうございます。



夏休みの宿題、進んでいますか?

夏休みの宿題の定番といえば、「読書感想文」ですね。

その他にも、小学生であれば絵日記、中学生や高校生であれば、他にも作文やレポートなど。

とにかく「文章を書く」宿題が多いですよね!



普段から文章を書くことに慣れていないと、苦戦するという方は少なくないのではないでしょうか。

今日は、今まで作文を添削させていただいたときに多かった間違いやすいポイントについてです。



☆「~たり」☆

夏休みはイベントがたくさんで、いろいろなことについて書きたくなりますよね。

「夏休みは海や花火に行ったりしました」といった文を見ることがあります。

しかし、「~たり」は2つ使うのが一般的です。

「夏休みは海に行ったり花火に行ったりしました」といった具合です。

用法としては「AしたりBしたり」という形です。



☆「なので~」☆

作文において、起承転結も忘れてはいけません。

そうすると、場面展開では段落を変え、適切な接続詞を当てはめる必要があります。

しかし、この接続詞もなかなか厄介。

定期テストや模試でも、接続詞を問う問題に出会ったことはありますよね。

「この日は雨でした。なので家で過ごしました。」といった文を見ることがあります。

実はこの「なので」は、文頭で使うのは文法としては正しくありません。

「な+ので」という構成で、品詞的には「断定の助動詞+接続助詞」です。

代わりに使うべきは、文にも寄りますが、「だから」や「そのため」などが適切かと思われます。



☆句読点☆

最後のポイントは「句読点」です。

まず、行代わりの句読点についてです。

行の最後のマスで文が終わったり、文の途中だけど句点を打ちたかったりするときに、行を変えずに最後のマスに「文字+句読点」というのを再度確認してみてください。

特に小学生では、このミスが見られます。

そして、意外とありがちなのが、「読点」が全然ない文章です。

本人は書きたいことを書いているのでしょうが、文の切れ目がないと非常に読みづらくなってしまいます。

目安としては、まずは読みやすいかどうか。

そして、助詞や助動詞などを使ったタイミングを意識することも大切かと思います。



そもそも助詞や助動詞が難しいですよね。

だから、夏休みのうちに文法を復習することも大事ですね。

そして何より、普段から書き言葉にたくさん触れておくことも大切です。



国語が苦手だな、と感じる人ほど、作文には積極的にチャレンジしてみてくださいね。

不安な方は、ぜひ家庭教師学参の無料体験もご利用ください。