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重箱読みと湯桶読み

神奈川県にお住まいの皆様、こんにちは。

家庭教師「学参」のブログをご覧頂き、ありがとうございます。



さて、昨日は音読みと訓読みについてでしたので、その延長で「重箱読み」と「湯桶読み」を取り上げようかと思います。

この2つは、音読みと訓読みが混じった読み方です。

基本的に熟語は、すべて音読み、もしくはすべて訓読みというものがほとんどです。

しかし、音→訓、もしくは訓→音という組み合わせもあります。



まず、「重箱読み」です。

「重箱読み」は、音読み→訓読みの順番で読むものです。

名前の由来は、「重箱」が音読み「ジュウ」→訓読み「ばこ」の順番だからです。



重箱読みの例として、「変顔(ヘン・がお)」や、「試合(シ・あい)」です。

変は、音読みが「ヘン」、訓読みが「か(わる)」ですね。

顔は、音読みが「ガン」、訓読みが「かお」です。

試は、音読みが「シ」、訓読みが「ため(す)」です。

合は、音読みが「ゴウ」、訓読みが「あ(う)」です。



続きまして湯桶読み。

こちらは訓読み→音読みの順番です。

由来は重箱読みと同じで、音読み「ユ」→訓読み「とう」だからです。



湯桶読みの例として、「片面(かた・メン)」や「友達(とも・ダチ)」などがあります。

片は、音読みが「ヘン」、訓読みが「かた」です。

面は、音読みが「メン」、訓読みが「つら」です。

友は、音読みが「ユウ」、訓読みが「とも」です。

達は、音読みが「タチ」、そして訓読みはありません。



より深く漢字を知るならば、重箱読みと湯桶読みは抑えておきたいですね。