400年!
神奈川県にお住まいの皆様、こんにちは。
家庭教師「学参」のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
さて、いきなりですがクイズです。
1467年の出来事と、1867年の出来事についてです。
それぞれ、何があった年でしょうか。
年号が出てくると、「そんなの覚えられないよ!」と思う方もいるかも知れません。
しかし、以前このブログで書かせていただきましたが、「1:1で覚え」ようとするから大変なのです。
関連付けで覚えていくことが大切です。
記憶とは、まるで一本の木のようなものです。
幹ができれば、枝葉のように記憶は重なっていきます。
まずは時代背景から確認しましょう。
1467年は、どんな時代だったのでしょうか。
まずは、以下の3つの年号(覚えやすいやつ)を押さえましょう。
・1192年・・・ご存知、「いい国つくろう」鎌倉幕府ですね。
・1333年・・・その鎌倉幕府が滅びた年、といわれています。覚えやすい年号ですね。
・1590年・・・豊臣秀吉が全国統一を成した年です。「戦国丸(1590)めた」で覚えましょう。
ここから、1467年は、すでに武士が活躍している時代だということがわかります。
武士といえば、思い当たるのは、歴史好きにはたまらない「戦国時代」ですよね。
1467年は「応仁の乱」が起こった年です。戦国時代の始まりを告げる争いです。
室町幕府8代将軍足利義政の後継者争いと、細川氏、山名氏、斯波氏、畠山氏の争いも重なった、それはもう大きなものでした。
この乱あたりから、幕府機能は低下し、各地の有力者が覇権争いを繰り広げるようになります。
とりあえず、「戦国時代の始まり」と覚えておけばいいでしょう。
さて、次は1867年です。400年で日本はどのように変わったのでしょうか。
押さえておきたい年号は以下の2つです。
・1600年・・・関が原の戦い。豊臣氏の後継をめぐり、徳川家康と石田光成が戦ったものです。これも覚えやすい年号ですね。
・1853年・・・ペリーが黒船に乗って来航した年です。「嫌でござんす(1853)ペリーさん」で覚えてみてください。
すでに江戸時代です。ペリー来航の後ということは、もう江戸時代も終わりの頃ですね。
ここも、歴史好きが多い「新撰組」の時代ですね。
1867年は「大政奉還」が行われた年です。
徳川家側から天皇側へと、政権が返された、というものです。
つまり、「武士が政治をする時代が終わった」ということなのです(ここ重要)。
1467年に戦国時代が始まり、1867年に武士の世が終わる。
これがちょうど400年で起こるって、ちょっとロマンを感じませんか?(私だけでしょうか)
この辺の時代のことは、調べるともっともっと面白いことがたくさんあるのですが、書ききれません。
ただ単に出来事を覚えるよりも、こういった覚え方をするのもたまにはいいのではないでしょうか。
興味のある方は、ぜひ家庭教師学参の無料体験を受けてみてくださいね!