神奈川県の記事

「国語力」とは

神奈川県にお住まいの皆様、こんにちは。

家庭教師「学参」のブログをご覧頂き、ありがとうございます。


英語が苦手・・・

数学がわからない・・・


そんな悩みを抱えているかたは本当に多いです。

難しいですもんね。


しかし、よくよく話を聴いてみると、つまづいているポイントが、実は「国語」であったりします。

どういうことかといいますと、以下の例をご覧ください。


「1辺の長さがxcmの正方形の周りの長さをycmとする」場合の式を立てる問題です。

この問題のポイントは、「周りの長さ」が何か、というところと、「正方形は辺の長さがそれぞれ等しい」というところです。

この問題でつまづいてしまう子は、上の2つの内容が整理できていない場合がほとんどです。


先日のブログの内容と同じになってしまいますが、「読み取る力」が大切になってきます。

英語の例も見ていきましょう。


「Will you and she go to the park tomorrow?

I won't go there, but she will go

下線部のうち、もっとも強く発音する部分はどこでしょう、という問題。

この問題を解く鍵も、国語力になってきます。


単語自体はそこまで難しいものはないかと思います。

文意は、「あなたと彼女は明日公園に行きますか。

私は行かないけど、彼女はいくよ。」というものです。

訳ができれば、あとは「日本語で」考えるだけです。


どうしても、「英語だから・・・」「数学だから・・・」という先入観から、この国語力への意識が薄れがちです。

しかし、やはりこの国語力が大切だ、ということを改めて意識してほしいです。

しかも、特別な知識は必要ありません。「常識的な」考え、「普通なら」こうなる、というものを大切にしてください。


ちなみに答えは、「she」を強調します。

ポイントは、「誰が行くのか」を伝えることですよ。