数学の勉強法(中1)
神奈川県にお住まいのみなさま、こんにちは。
家庭教師「学参」のホームページをご覧頂きありがとうございます。
今日のテーマは「中学校1年生の数学の勉強法」です。
ほとんどの中学校で、9月にテストがあったかと思います。
夏休み前に比べて、難しくて、点数も伸び悩んだ、なんて方も少なくないのではないのでしょうか。
まずは、中学校1年生さんがこれまでに勉強した単元を以下にまとめてみます。
①正の数・負の数
②文字と式
③一次方程式
④比例・反比例
2年生になると、③の応用となる「連立方程式」、④の応用となる「y=ax+b(一次関数)」を学習します。
ただ、この③と④をしっかり理解するためには、①と②を理解していないと難しいです。
つまづきのポイントは、大きく3つに分かれています。
A:①と②の、基本の計算でつまづいている
B:③と④になったとたんに、①と②の計算ができなくなる
C:③と④の文章題などの応用問題でつまづいている
AのつまづきとBのつまづきは、実は原因が同じです。
いわゆる「計算ミス・ケアレスミス」でまとめられるものです。
しかし、これを「計算ミス・ケアレスミス」とか「凡ミス」で済ませたまま、というパターンが多いです。
ここをしっかり分析できていない方が多いです。
計算ミス・ケアレスミス・凡ミスを、もう少し細かく見てみましょう。
・「-(マイナス)の計算ができない」:ex.5+(-8)など
・「同類項をまとめられない」:ex.3x+4=7xとしてしまう
・「分数・少数の計算ができない」:ex.通分・約分ミス、小数点の位置
・「分母をはずす計算でミス」:ex.各項に同じ数をかけなければいけないのに、1つにしかかけていない
・「小数点をはずす計算でミス」:ex.同上
・「移行したときの符号ミス」:ex.右辺から左辺に移項した際の符号の変換を忘れる
etc...
細かく見ていくと、これだけの種類があります。
これをすべて「計算ミス・ケアレスミス・凡ミス」として済ましてしまうと、自分のミスの傾向がつかめません。
中学校1年生のうちに、細かく知っておくことが大切です。
もちろん、混合したミスもあります。それも1つ1つ分析できるかが鍵です。
1つ1つの手順を確実にするための途中式です。
日ごろの意識が結果にでますよ。
Cのつまづきは、AとBのつまづきより1つレベルが上です。
この場合、応用問題につまづいているということになります。
応用問題は、ただの難しい問題と思われている方が多いです。
しかし、応用問題とは、「基本の組み合わせ」です。
自分がどの基本事項を押さえられていないかをしっかり分析しましょうね。
以上が、中学校1年生さんの数学で勉強するポイントです。
参考にしてくださいね。