1学期の数学のポイント(中3編)
神奈川県にお住まいの皆様、こんにちは。
家庭教師「学参」のホームページをご覧いただき、
ありがとうございます。
本日は、中学3年生の1学期の数学のポイントをお伝えします。
多項式から平方根までが1学期の主な内容でしたね。
(2次方程式も少し入っていますが、今回は省きます。)
多項式では、大切な乗法公式を覚えましたね。
①(x+a)(x+b)=
②(x+a)^2=
③(x-a)^2=
④(x+a)(x-a)=
それぞれどのようになるか覚えていますか?
基本的に、①を覚えておけば展開は出来ますが、②③④を覚えておくことで、展開も早くでき時間に余裕をもって問題を解くことが出来るので、覚えておきましょう。
そして、次の単元になる、「因数分解の公式」は「乗法公式」の逆になるので、ともに覚えておきましょうね。
わからないのであれば、必ず復習をしてください。
平方根では、計算は大丈夫だけど「近似値」や「有理化」がわからない。
なんて声もあったのではないでしょうか?
まず、「近似値」ですが、
100=10^2
10000=100^2
とこの2つの平方根のどちらかをルートの中から、見つけてそれを10や100として外に出せば、残りを問題文に書いてある数字に直して小数点の移動をします。
ルートの中から100または1000を見つけることができるかがポイントになるでしょう。
「有理化」では、
大きな数字をかけてしまって、計算を間違えることや、
(√2+√3)に何をかけていいかわからないなどありました。
ルートの中が大きい場合は、素因数分解をして小さくし、計算を簡略化すること。
(√2+√3)では、ルートが分母に残ってしまうのは駄目なので、
乗法公式④を使ってルートをなくします。
(√2+√3)(√2-√3)=2+3
となるのでルートを分母から無くすことができるのです。
ここでも乗法公式を使うんです。
受験の夏になりますので、3年生の復習はもちろんですが、1・2年生の内容もしっかり復習しておきましょうね!