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2018
見直しする力
石川県の皆さん こんにちは。
家庭教師学参のブログをごらんいただきありがとうございます。
試験ではよく見直しをするようにと子どもたちに話をしています。
授業中でも、予定より早く問題を解き終えた生徒に
「見直しをした?」と聞くと、「やったよ。」というので
「ということは、全問正解ていうこと?」と念押しすると
「まぁ・・・たぶん」と答えます。
しかし実際丸付けをすると、ケアレスミスが・・・
ということが本当によくあります。
【見直す】とは具体的にどういうことなのか。
ひとつは「その場でやっていることをもう一度確認する。」
自分の書いた式は間違っていないか、計算は間違っていないか。
もうひとつは「問題を見直す。」
一度目に読んだときに正確に読み取っていないかもしれない。
気がついていない条件があるかもしれない。
これらを見つけることで、ミスを最小限に防ぐことができます。
しかし、その精度はお子さんによって差があります。
なぜこれが見つからないの?と思うことも度々ですが、
見直しをするとき恐らく無意識のうちに
「合っているはずだ」と思って書いているから、
見直しても間違っているものを見つけられない。
こういう傾向がある子どもたちに
いくら「見直しをしなさい」と言ってもあまり効果がありません。
まず「違っているかもしれない」と意識させることです。
ケアレスミスが多い子はまず、
先生や親と一緒に自分がよく起こすミスを分析して
同じ系統の問題が出たときは注意し、意識する、
解いたあとは間違いがないか確認をする習慣をつけましょう。