中学受験をお考えの保護者様へ
石川県の皆様
いつも学参ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
多くの方から、中学受験に向けて
国語はどのように勉強したら良いのか、
どこから手をつけていけば良いのか、とご質問頂きます。
今回は特に「受験学年になる前に自宅でできること」について
プロの先生方にお聞きしました。
語彙力を伸ばす
漢字も含めて、言葉の力をつけることが大切です。
単純な漢字練習書き取り読み取りももちろん大切ですが
日常会話から言葉の力をつけていく事がとても大切、
普段の親子の会話のなかでも
「子供に分かりやすいように話す」のではなく
「大人でも理解できるような言葉で会話する」
ということに気をつけることがポイントです。
文や言葉から頭の中でイメージをつくる
特に物語文に言えることですが、言葉や文章から
頭の中でイメージをつくることができれば
文章に対する理解度は自然と上がります。
絵本から始めていきつつ、文章を読んで想像する癖をつけましょう。
想像がしっかりとできれば、その延長線上にある
登場人物たちの心情が理解できるようになっていくはずです。
問題文の意味を正しく理解する
学年があがるにつれて文章が長くなっていく為、
どうしても読み取る力に目がいきがちですが、
まず大切なのは設問内容を正しく理解できているか、
聞かれていることに正しく答えられているかどうかが大切です。
ただ間違っているか合っているかではなく、
直しをする時には聞かれている意味を
正しく理解しているかどうか確認をしましょう。
長文読解対策の前にまずはそこからスタートしていくのがおすすめです。
記述の問題はまず「抜き出すこと」ができているか
長文全体の内容をふまえて、
自分で考えて答える必要がある問題は難易度が高いです。
まずは短い言葉で答えられるもの、
限定的な読み込みでも答えられるところから完璧にしていきましょう。
特に長い文章を読むと途中で内容が
分からなくなってしまう子にはおすすめです。
以上、プロの先生方にお聞きした
「受験学年になる前に自宅でできること」でした。
国語は普段日常で使っている言葉だからこそ
勉強方法で迷う方も多いかと思います。
いきなり全体の力をつけることよりも、
できることから一貫したやり方の積み重ねで実力をつけていきましょう。
正しい積み重ねは、絶対に無駄にはなりません。
頑張っていきましょう!