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2018
本当は分かりやすい地理
石川県の皆さま、こんにちは。
学参ブログ担当です。
今日は「本当は分かりやすい地理」についてです。
どの教科も得意・不得意がありますよね。
中でも社会が苦手、もしくは嫌いという方は多いです。
特に地理は、好きな方があまりいない教科だと思われます。
では何が嫌いなのかというと、「覚えるところが多くて」や
「そもそもどこがテストに出てくるのか分からない」と言った声が多いです。
ですが、本当は地理ってとてもわかりやすい教科なんです。
例えば、ヨーロッパのギリシャ周辺で「地中海気候」というものがあります。
この気候の特色は「夏は乾燥し、冬は多雨」です。
農業では「オリーブやオレンジ」が栽培されています。
一見、カッコのところのつながりがありませんが、ここに「夏は乾燥し、冬は多雨」だから(乾燥に強い果物や野菜の)「オリーブやオレンジ」を栽培している。
とすると、「気候と農業」のつながりが分かりやすくなります。
考えてみれば当たり前ですが、寒いところでは「寒さに強いもの」を作りますよね。
まとめさせていただくと、「気候と農業は繋がっている」ということです。
それをバラバラで覚えようとするから、よく分からなくなってしまうのです。
ただ、残念ながら地理は中1と中2で習います。
論理的に考える力が形成される前に、習うことが多いので、よく分からなくなってしまうように感じます。
もう習った方は、固定概念を捨てて、これから習う方は楽しみにして、地理の勉強を頑張ってください。