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2017
「大学入試共通テスト」試行スタート
石川県のみなさん。
いつもブログをご覧いただき ありがとうございます。
文部科学省が、2020年度以降に
現行の大学入試センター試験の後継として実施する
「大学入試共通テスト」の実施方針が
同省の検討会議で示し、了承されました。
共通テスト自体はマークシート式を継続しますが、
国語と数学で記述式が一部導入されるため、
試験時間も10~20分延長。
グローバル化に伴い、英語の4技能である
「読む・書く・聞く・話す」を評価するため
民間検定試験を活用し、遅くとも24年度には完全移行。
高校の次期指導要領に基づく出題となる2024年度以降は
地理歴史公民、理科でも記述式を導入するか検討中です。
2020年度~2023年度は、各大学が
認定試験と共通テストのいずれか一方を採用するか、
両方を活用するかを決めます。
現役大学受験の場合、今の中3年生が節目です。
今月からすでに、「試行調査」が全国で行われています。
「知識・技能」だけでなく、大学入学段階で求められる
「思考力・判断力・表現力」を中心に評価する
という考えがベースにあるため、
テストの難易度は上がる傾向にあります。
けれど、詳細はどんな問題がどのくらい出るかを見てから
「共通テスト対策」をしようとしても、間に合いません。
高校はもとより、中学校や小学校の時代から、
普段の授業の中で思考力・判断力・表現力を
しっかり身に付けていくことが求められます。