石川県の記事

「大学入試共通テスト」試行スタート

石川県のみなさん。

いつもブログをご覧いただき ありがとうございます。

 

文部科学省が、2020年度以降に

現行の大学入試センター試験の後継として実施する

「大学入試共通テスト」の実施方針が

同省の検討会議で示し、了承されました。

 

共通テスト自体はマークシート式を継続しますが、

国語と数学で記述式が一部導入されるため、

試験時間も10~20分延長。

グローバル化に伴い、英語の4技能である

「読む・書く・聞く・話す」を評価するため

民間検定試験を活用し、遅くとも24年度には完全移行。

高校の次期指導要領に基づく出題となる2024年度以降は

地理歴史公民、理科でも記述式を導入するか検討中です。

 

2020年度~2023年度は、各大学が

認定試験と共通テストのいずれか一方を採用するか、

両方を活用するかを決めます。

 

現役大学受験の場合、今の中3年生が節目です。

今月からすでに、「試行調査」が全国で行われています。

「知識・技能」だけでなく、大学入学段階で求められる

「思考力・判断力・表現力」を中心に評価する

という考えがベースにあるため、

テストの難易度は上がる傾向にあります。

けれど、詳細はどんな問題がどのくらい出るかを見てから

「共通テスト対策」をしようとしても、間に合いません。

高校はもとより、中学校や小学校の時代から、

普段の授業の中で思考力・判断力・表現力を

しっかり身に付けていくことが求められます。