学年変わりで大事なこと
石川県の皆さん、こんにちは。
学参ブログ担当です。
「小1プロブレム」
「遊び」から「学び」へと変わり、授業中、椅子に座っていられない子が続出する
「中1ギャップ」
思春期を迎え、学習面でも身体面でも大きく変わるこの時期、中学校生活に馴染めない。
「高1クライシス」
苦しい受験競争を乗りこえて合格しても、退屈な授業や膨大な量の宿題についていけず中退や不登校が続出する
「小4ビハインド」
小学校の高学年(5・6年生)は、分数の計算に、割合や速さなど、
算数が最も難しい時期とされています。
そして、算数から数学へと呼び方が変わる中学校に入ると、正の数・負の数の計算や方程式など、
格段に難しくなります。算数・数学は、小学校高学年から中学校にかけての時期が、最も難しいと思われています。
しかし、そこには誤解があります。
確かに、算数・数学が難しくなるのは、5年生になってからでしょう。
ところが、算数・数学を学ぶ上でも最も重要な時期は、実は小学4年生なのです。
理由は、算数・数学の基礎基本が、ほとんど4年生までに集約されていると言っても過言ではないからです。
■小4までに学ぶ主な計算の例
・かけ算のひっ算:247×36
・わり算のひっ算:362÷12
・四則の混じった計算:12-6÷2
・小数のたし算・ひき算:2-0.56
・小数のかけ算・わり算:0.34×8、0.56÷7
・分数(同分母)のたし算・ひき算:1/5+2/5
小5~6年で、分数が苦手や図形が苦手という生徒をよく見ます。
それはその学年の単元がわかっていないのではなく
全学年の4年生の部分があやふやなせいなのかもしれません。
勉強の基礎となる4年生をおろそかにせず、しっかり勉強をしていきましょう