今後の入試改革をめぐっては・・・
茨城県の皆様、こんにちは!
家庭教師学参 茨城県担当の西山です。
ブログをご覧頂き、ありがとうございます!
2020年度から導入される「大学入学希望学力テスト(仮称)」で記述問題の導入が検討されています。
その他にも、国立大学協会も、理系も含めた全国立大学受験生に個別入試で「高度な記述式問題」を課す方針を打ち出しているようです。
そうしたなか、12月に発表されたPISAの結果では、日本の子供の読解力に課題があることがわかったそうです。
また、今の大学生のレポートや卒業論文などを書く力が落ちてきていると指摘されています。
一方で、「自ら主体的に課題に取り組み、自分の頭で考え、先生や友達と議論しながら自分なりの解決策をまとめ、文章やプレゼンテーションで発表していく力」は大学入試だけでなく、卒業後の職業生活や社会生活にも不可欠です!
高校でも、日頃の授業を通じて、思考力・判断力・表現力を身に付けることを意識する必要があります。
そこで心配になるのが、PISAで指摘された読解力の低下です。
文科省では、その背景として、高校生の読書量が減っていることや、新聞を読む小中学生の減少とともに、スマートフォンを通じたインターネットの利用時間が増加することで、一定量の論理的な文章に接する機会が教科書ぐらいしかなくなっていることを指摘しています。
その教科書すらきちんと読めていない中高生が少なくありません。
さらに文科省は、小学校に入学する前の段階から知っている言葉に差がついて、それが入学後の学力差につながってるとして、低学年からの「語彙力」を強化する考えです。
家庭でも、幼少時に絵本の読み聞かせをすることから始め、次第に本に親しませながら、言葉や文章に対する親しみをもたせることが重要です。