考える視点
兵庫県のみなさんこんにちは。
家庭教師学参 本日は丸山がブログを担当します。
中学受験では、中学生が公立の学校で習う内容を
入試の段階で出来なければなりません。
勿論、小学校の授業では習いません。
塾や家庭教師で教えてもらう必要があります。
なぜこのようなことが起こるのか?
学校側は論理力を求めてきます。
自分で色々と考えて答えを導き出すことです。
その上で中学で習う内容などを
受験で実施したりする必要があります。
例えば
Q・2桁の整数がある。その整数の十の位と一の位の数の和が10である。
また、十の位と一の位の数を入れ替えた数を、元の整数から引いた差が54であるとき
元の整数はいくつか答えよ。
このような問題があった時に
中学生だと
x+y=10
(10x+y)ー(10y+x)=54
この連立方程式を解けば
答えはx=8、y=2と出ます。
しかし小学生では次のような考え方をします。
十の位の数をA
一の位の数をBとして
A+B=10
問題の内容からA>Bの関係でないと
引き算の計算が出来ない為(小学生で負の数を習わない)
すると該当するのが(A・B)で表すと
(9・1)(8・2)(7・3)(6・4)が出て来る
これらを当てはめると
91-19=72
82-28=54
73-37=36
64-46=18
ですので(8・2)が答え。
となります。
中学生では方程式に当てはめれば済みますが
中学受験問題では"論理力"が求められてきます。
この論理力を駆使して問題を解けるか解けないかを受験で判断されます。
それは、私立中学では入学した直後から大学に向けての勉強が
スタートするからです。ですので、中学校の内容は2年生で全て終わり、
中学3年生から高校生の内容を実施します。
ですので、より一層論理力の高い生徒さんを選別します。
受験まであと4ヶ月!
日々自分を高めていきましょう。