偏差値について
群馬県にお住まいの皆様、こんにちは。
家庭教師学参の田村です。
本日もブログをご覧頂きありがとうございます。
中学・高校では来週から期末テストをむかえますね♪
群馬県では学校によって、平均点だけでなく偏差値もだしていますが
偏差値とは?と言われて説明できる親御さんはどれくらいでしょうか。
今回は「偏差値」の簡単な定義、注意点を確認したいと思います。
テストでは、扱われる範囲やその単元の難易度によって、
指導要領の改定による指導内容の変化、
年度毎に全く異なる者が受ける事による差で、点数が変動します。
偏差値は、これらのバラツキにより惑わされることなく、
判断を行うための基準として統計学をヒントに考案されました。
さて、偏差値の「定義」ですが、
手順1)全体の平均点を計算。
手順2)「平均点との差を2乗した値」の平均を計算。
手順3)手順2)で求めた平均の平方根を取る。(これが標準偏差)
手順4)(自分の得点-平均点)×10÷(標準偏差)+50=偏差値 です。
難しいことは省きますが「平均点60点のテストで80点取った」としても、
他の人の点数の散らばりかた次第で偏差値は異なります。
理論上、偏差値が100を超えたりマイナスになることもあり得ます。
(わたしは、見かけたことはないですが・・・)
しかし、万能に思える偏差値にも欠点があることを知っておきましょう!
1つ目は、「受験形式・科目数が異なる場合にアテにならないこと」。
例えば、マーク模試の偏差値が良くても、記述式の合格目安と比べてはいけません。
国・算2科目での偏差値がよくても、志望校が4科目受験ではアテになりません・・・!
2つ目は、「母集団による誤差があること」です!
「勉強することはダサい」という雰囲気の学校内偏差値50と
「現役で東大行くんだ」という雰囲気の学校内偏差値50が
同じ学力とおもってる方がいたらそれは間違いです!!
一方で、偏差値だけを見て志望校を決めてしまう、という話もよく聞きますが、
あくまで今の自分の立ち位置と、目標との関係の『目安』でしかありません。
正しく理解して、上手に偏差値を利用していきましょう^^
「ひとりじゃ集中できない・・・」
「解き方が分からない。」
そんな時は我々学参の講師にお気軽にご相談ください。