福島県の記事

テスト直前にできること

福島県にお住まいの皆さま、こんにちは。

家庭教師学参の佐々木です。

先日福島県の県立高校Ⅱ期選抜の志願状況が発表されましたね。
皆さんが希望されている高校の倍率はどうだったでしょうか?
今年から定員枠の変更があった高校もあり、どの地域の皆さんも高校合格のために不安になってしまう時期ではないでしょうか? また現中3の皆さんだけではなく、来年受験する新中3の皆さんも来年度に向けて気になりますね。
ともあれ倍率だけを見て不安になり本番で実力を出せないことが一番もったいないことなので、今はこれまで自分がどれだけやってきたかを思い返し、残りの時間を悔いのないように過ごしていきましょう!

今回お話ししたいことは「テスト直前にできること」です。入試に限らず、普段のテストでもテスト前には「これで大丈夫だろうか?」と不安になりますよね。
テスト前に夏休みなど長期の休みがあれば、その期間に苦手教科をしっかり復習することもできますが、テスト直前ではできることも限られてしまいます。
それでは入試や定期テストなどのテスト直前にできることとして何が挙げられるでしょうか?
人それぞれだと思いますが、例えば、次のようなことを意識してみてはどうでしょうか。

①得意教科を定期的にやる
誰にでも苦手教科や苦手な単元があり、つい苦手教科ばかりやってしまいがちになります。しかし、得意教科を少しの時間でいいので定期的にやることは大事です。
その理由として例えば、「ふだんいつも40点以上とれている得意教科が30点代だった時」に不安を感じることがあるのではないでしょうか? 逆に得意教科でいつも通りの高い点数をとることができたのであれば、安心を得ることができるでしょう。
「得意教科」というのは言うならば、自分の背中をあずけられる相棒のようなものです。
「得意教科で最低○点はとれる」という自信があるからこそ、苦手教科に全力を注ぐことができます。そのためまずは得意教科を少しの時間でいいので定期的に確認して問題ないことを確認しましょう!

②苦手教科をやる時はポイントを絞って
苦手教科に関しては多くの単元があり、全部やろうと思っても時間的に難しいです。また回数を多くやっても結果につながるまでに時間がかかることが多いため、むしろ不安が多くなってしまうことも多いです。そのため直前期に苦手教科をやる際は「1次関数だけはできるようにする」「理科の生物・地学分野は完璧にする」のように入試やテストの傾向をふまえて、過去問等の該当の単元だけを何度もやってできるようにするというのも方法の一つです。

③体の休息と心の休息
テスト時に睡眠不足や体調不良などのため、実力を出し切れなかったという経験があるかもしれません。そのためなんといっても、十分な休息と睡眠が欠かせません。
また勉強をしている最中はどうしても今やっている部分しか見えなくなってしまうことが多いですが、ほっと一息ついた時は広い視野で見えるものです。そのような時こそ「これに関してはできるようになった」という自信や「この部分の勉強法をこうしてみよう」といった勉強計画などいろいろなアイデアが出てくるものです。そのため勉強の合間に体の休息だけではなく、心の休息をとって次の勉強につなげていきましょう!

最後にこの記事を読んでいる生徒さんやその関係者の皆様が入試やテストで良い結果が出ることを祈っています。