雨の日ほど勉強しよう!
今日は台風3号が九州北部に上陸するということで
福岡の小・中・高校のほとんどが休校になったようです。
大きな被害はなかったようですが勉強は進みましたか?
特に本当なら今日が1学期期末テストの最終日だった高校生のみなさん...。
さて、台風が来ましたがまだ梅雨は終わっていません。
あと、約2週間くらいは雨の日が多くなるでしょう。
ところでみなさんは、雨の日ってどんな気分ですか?
テンションが上がる人より憂鬱な気分になる人のほうが多いと思います。
ただ、実は勉強においては、雨の日の方が晴れの日よりも効率がいいのです。
何故かというと、悪天候による暗い気持ちは、周囲に対する注意力を高め、
より注意深く周りを見るようになります。明るく晴れた日の幸福な気分は、注意力を下げ、
自信を持たせるんです。そのために、雨の日のほうが記憶力がよくなります。
また、私たちの記憶は感情と結びつくことによって、鮮明に私たちの脳に残り続ける特徴があります。
土砂降りのときの暗い感情が記憶と結びついて思い出しやすくなります。
また、雨の日に聞こえてくる、雨が屋根や地面にあたる音には、実はこの雨音には
リラックスさせる効果があります。その要因が、「f分の1ゆらぎ」といわれます。
「f分の1ゆらぎ」は小川のせせらぎや、鳥のさえずり、電車の車輪の音などといった
環境音の中に存在するリズムのゆらぎのことです。このリズムの揺らぎは、
私たちがリラックスした時に出されるα波と呼ばれる脳波と同じだと言われています。
つまり、自然の環境音は私たちをリラックスさせてくれる効果があるといわれています。
ほどよくリラックスした状態で、効果的に仕事や勉強をすすめてみてはいかがでしょうか。
実際、雨というものは憂鬱を呼ぶものです。
しかし、その憂鬱な気分を逆手にとり、雨の日に勉強をしてみるのはいかがでしょうか。