8
16
2016
数学は繋がりのある教科
学参ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
学参千葉エリアの櫻田です。
お盆が終わり、夏休みもラストスパートとなりました。
みなさん夏休みの勉強ははかどっていますか?
中学生は夏休みが明けるとすぐにテストが待っていますね。
今日は数学について少しお伝えします。
ほとんどが中学1年生は比例反比例、中学2年生は1次関数がおおまかな範囲です。
中学3年生も比例反比例で苦戦している人もいるかと思います。
しかし、この「比例」、小学6年生でも実はやっているんです。
小学生と中学生の「比例」は何が違うのかというと、
★小学生「一方が2倍、3倍・・・となるとき、他方も2倍、3倍となる関係」などと、表を作ることから決まりを見つけ比例の関係を見つけていきます。
★中学生「yがxの関係で、その間の関係がy=axで表せるとき、yはxに比例するという」など、伴って変化する2つの数量関係として捉えます。
小学校では言葉で、中学校では文字の式を使って定義していく違いがあるんですね。
このように、数学には小中高の算数・数学全てにつながりのある教科です。
一つでも抜け漏れがあると、その単元では毎年同じ時期に躓いてしまう危険性があります。
「グラフ・図形・計算」それぞれ苦手な分野のある人は、ぜひ夏休みが終わる前に小学生、あるいは前の学年の内容を振り返ってみてください。