文章読解のポイント
千葉県にお住まいの皆様、こんにちは!
家庭教師学参 千葉エリアの髙田です。
今日は論説文などの説明的文章のポイントを紹介します。
国語はセンス!と思う方もいらっしゃいますが、
ちゃんとした読み方があると思っています。
ポイント1:客観的に読む
生徒を指導していると、
一部分を読んで「こうだ!」と自分の中で決めつけて、
記述にないことをひょいと持ってきてしまうときがあります。
読むだけであれば、自分の意見を持つことも良いですが、
問題を解くとなるとそれではいけません。
問題になるのはその文章に記述されている内容ですので、
その答えの元となる記述は文章中にあります。
客観的に読むことの大切さは、
心情変化を問われる小説文の問題を解くときも一緒です。
ポイント2:筆者の主張(キーワード)をつかむ
筆者の主張は必ず一貫しています。
その主張が、
問題提起、具体例、まとめを通じて何度も繰り返し述べられます。
そこで意識したいのが、イコール関係、対比関係です。
例えば
「本」=「活字」=「じっくり考えられる」
⇔ 「電子メディア」=「手軽」=「情報が早い」
こういったキーワードの関係が整理できると良いです。
そのために大事なのが接続語!
「イコール」になるのは、
具体例を出す「例えば」、表現を言い換える「つまり」など
「対比」は、「しかし」、「それに対して」などがあります。
他にも、因果関係をいう「なぜなら」など様々なものがあります。
このように、接続語をおさえることで、前後の関係がわかります。
国語の問題を解くときにやっていたのは、線をひきながら読むこと。
筆者の主張となるキーワードには傍線、
対になるものには波線と分けて、接続語には丸をします。
全体的な構造がわかってくると、
しっかり根拠を持って選択肢や記述問題ができるようになります。
最初は難しいですが、文章題を丁寧に解いていくことも大事です。
ぜひ意識して読み進めてみてください!