"ワンツー!パンツ!"の脅威
ゴーゴーレッツゴー!レッツゴーゴー!
タイトルと書き出しを見てわかる人には『また歌ネタかい』と思われそうですが、みなさまこんにちは。
家庭教師「学参」の専属講師Sでございます。
平日昼間は生徒たちが学校に拘束されていて家庭教師のしようが無いので、授業準備のない日は時間つぶしに無駄金を使うよりは、と思って
姪っ子の面倒をみている関係で、某受信料を徴収に来る局の子供向け番組を見る機会が増えた結果...やられてしまいました。
番組の中で流れる「洗脳性の高い歌」が頭にこびりついてはなれないんですよ!
ノリのいいテンポに、わかり易くキャッチ―な単語を、ダジャレ的に韻を踏みながらくりかえすヤツですわ!
単純作業時に脳内でシングルリピートがエンドレスでヘビロテなわけですよ!
タイトルもソレです。そして今もリピートしながらこのブログを書いています。
さて、授業内容をいかにして記憶に残すか、というのはこの業界の至上命題なわけですが、いかんせん「なにに興味を持つか」は個人差があるのはしょうがないですよね。
「戦国時代は登場人物に(色々な意味で)関係を妄想したりできて楽しめたけど、明治以降の戦争史はそんな人間味がまったくなくてつまらなかった」
といっていた知り合いがおります。やはり「つまらなかった」と思う単元は最後まで受験の足を引っ張り苦労したようでございます。
こんな時の最後の手段が「語呂合わせ」と「ノリと勢い」だと思います。
「語呂合わせ」は年号や元素の周期表などの暗記モノで長く受け継がれた伝統芸ですね。
だきるだけ面白くてパンチの効いた語呂合わせをしてあげれば印象に残りやすくなるのは間違いない。
「ノリと勢い」で言えば授業中の先生の語り口や身振りが面白くてじっくり見てたらなんとなく内容も覚えてたなんてこともあります。
(くれぐれも先生の口癖を数えて報告しないであげてください。次からいらん気を使うので)
で以前、実際に数学の公式も棒読みで紹介するよりも、アルファベットと正負の記号、そして係数の出てくる順を
ノリのいいリズムに乗っけながら読み上げるのでは記憶の残り方が違うかな~と思って試してみたんです。
題材はこちら↓
(a-b)3 = a3 -3a2b + 3ab2 -b3
私「a は降べきの順で指数が減る。b は昇べきの順で指数が増える。
マイナスは b のオマケだから b の奇数乗のときだけな~。
で、係数は・・・あそ~れ!1、3、3、1!1、3、3、1!!!だ!」
生徒「なんか聞き覚えあるような・・・。あっ!思い出したよ!『1、3、3、1、東海ラ○オ~♪』だ!」
私「残念!東海ラ○オ(の周波数)は1332 じゃ!!」
くそう!ラジオのジングルに負けた!!
だがしかし!このやり取りでその生徒は公式を二度と忘れることが無かったという怪我の功名?
印象的なアクシデントを起こすというのも記憶の助けになるようです。